JATECTMコース開催の現況

2000年、日本外傷学会において外傷初期診療のoff-the-job trainingを企画し、2002年4-8月にはガイドラインのゲラ原稿をもとにJATECコースのインストラクター養成コースを開催しました。同年10月にガイドライン初版を上梓し、2003年4月より本格的にJATECコース開始しました。その後、ガイドラインは新たな知見を取り入れ2004年、2008年、2012年、2016年と改訂を重ね、その都度、JATECコースの内容も修正してきました。
 今日、「外傷初期診療ガイドラインJATEC」は診療、教育および研究発表での共通言語となるなど、わが国の救急医療現場、とくに外傷診療に深く浸透しています。これには並行して行われているJATECコースの活動成果に依存するところが大きいと思われます。年30数回の割合でコースを開催してきた結果、2019年3月末の時点で合計509回となり、総数16,158名もの医師が受講したことになります(図参照)。受講生の所属診療科は、救急科、外科、整形外科、脳神経外科など外科系はもちろんのこと麻酔科、集中治療科、内科、小児科など多領域に及んでいることから、ガイドラインの習熟やJATECコースでの修練が救急診療に不可欠と感じるほどの内容を有している証しです。質の高いコース開催が可能なのは指導に当たるインストラクター医師の熱意と指導力の賜物であり、心から感謝申し上げるしだいです。コースの指導中に出る疑問に対しては、論文を紐解いて新しい知見・エビデンスを求めたり、あるいは臨床現場で検証して解決を図ったりして、ガイドライン改訂にも貢献していただいています。

改訂第5版 編集委員長 横田順一朗



2003年3月までの5回はテストコースとして開催、2006年1・2月はコース改訂につき開催しなかった。
2019年3月末現在、コース開催は509回で、受講生の累積総数は16,158人となっている。




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